マーベリックでレガシー魔境を駆ける
2018年9月14日 Magic: The Gathering コメント (12)ここ最近、自分の耳元にうれしいお知らせがいくつか届きました。
なんのめぐりあわせかマーベリックを組まれる方が何人かいらっしゃったのです。
自分は別に何かタイトルを持っているわけではないので強いわけではないです。そんな自分からこれからマーベリックを回す方へ伝えられることと言えばせいぜい、このデッキ3年回してこんな雰囲気だよってことくらいですけど、それでも何もないよりはマシなのかもしれませんね。
もっと、おれを真似れば強くなるぜ、フォロミー!とか言える内容があればいいんですが。ないもんはないです。
では本題です。(*´꒳`*)
マーベリックを3年間まわして感じたことをまとめます。
まずは、デッキの魅力。
1.リストの自由度が大きい
マイノリティのため研究が進んでいないとも言えます。75枚固定のリストはほとんどみたことがありません。最も数の多い黒タッチ型でも固定パーツはメイン45枚程度、サイド9枚程度と少ないです。他に純正型、タッチ赤型、タッチ黒青型があります。飽きた時にちょこちょこチューニングして長く遊べる楽しみがあります。
2.数多くのサーチ手段
緑の太陽の頂点による生物サーチ、聖遺の騎士による土地サーチ、石鍛治の装備品サーチにより、ほとんどのパーツをサーチすることができます。何をサーチするのが正解か、選択肢が多く、やり込み要素があります。
また、それらのサーチの選択肢は対戦相手が把握しきれていない場合も多く、いわゆる分からん殺しという情報アドバンテージを得ることができます。
3.マイナーギミック
カード単体でもマイナーなものを採用しており、対戦相手はそれらの能力を把握しきれないことがよくあります。例えば聖遺の騎士と森を護る者、スクリブのレインジャーなどの起動コストを混同したり、サリアやガドックティーグの能力の見落としたりによるプレイミスを誘うことができます。これもひとつの情報アドバンテージです。さらに、カード同士のギミックの組み合わせはあまりにも多く、自分は3年回した今でも新しい動きの発見があります。そしてその発見は負けられない試合の最中に閃くこともあるのです。
4.多角的な攻め手
レガシーには、地力は強いがサイドボードでメタられると一気に弱くなってしまうデッキが数多くあります。墓地対策、アーティファクト対策、色対策、全体除去。一部の全体除去を除くいずれもマーベリックの機能を完全停止するほどは刺さりません。例えば近いデッキにデスタクがありますが、白のタフネス1生物とアーティファクトに頼るところが大きく、対戦相手のサイドボードが深く刺さってしまいます。しかし、マーベリックは白のタフネス1生物は6〜8枚のみ、アーティファクトは2〜3枚のみ、檻の効くカードは緑の太陽の頂点のみ、と散らされているため、デスタクほどサイドボードが致命傷にならずに済む打たれ強さがあります。
5.デッキが強すぎず、弱すぎないこと。
ゲームを長く続けるための大事な要素だと思ってます。勝ち続けませんが、負け続けない程度の強さがあります。
、、、、、
自分の思うマーベリックの魅力はこんなところです。あとは、デッキのほとんどのパーツに絵違いが存在していて、自分なりのこだわりを出しやすいところも好きですね。
3年回して感じるのは当然魅力だけではありません。不満や壁もあります。
自分はマーベリックを使い始めて、週1〜2回で5回戦の大会に出て、ひと月くらいはなかなか勝てませんでした。始めた当時はこういう壁に当たってました。
1.サーチ先が頭に入っていない。
いちばん悔しかったですね。自分のデッキの中身を把握出来てないんですから。慣れしかありません。
2.自分のヘイトベアに引っかかる。
サリアによるマナ計算ミス、ガドックがいるのにゼニスを唱えようとする。これまたなかなか恥ずかしい事態です。これも慣れしかありません。
3.時間切れ。
当初は時間切れが頻発してました。
マーベリックはとにかくシャッフルが多いので相手の許す限りシャッフルの効率的な省略。シャッフルしながら考える。相手の長考中に次の一手を考える。今引きでゼニスを引いたら何をサーチしたいかを事前に頭の片隅で考えておく。フリープレイでのデッキ早回しの特訓。真逆にフリープレイでゆっくり正確な選択を探る特訓。これらの繰り返しによって、重要な局面以外で可能な限りスピーディにプレイすることでだいぶマシになりました。あとは1ラウンド20分15分15分の時間配分の意識ですね。
、、、、、
そんなこんなで慣れてゆき、いま現在に至るわけですが、もうこの不満や壁はマーベリックを使う以上どうしようもないのかなという点もあります。
●とにかく初手が弱い
呼んでもいない一枚差しが初手に大集合しちゃう現象があります。ゴミ代表格としてはアーバー、クレイドル、バター、暗黒の深部、ガドック、ボジューカ、とかです。
とはいえマリガンばかりもしていられないので、メイン戦は噛み合わない1枚差しで相手のぶん回りをしのがなくてはならない状況があります。
●ANT戦でレリカリを森を護るもので強引にパンプしてダメージレース。
●エルドラージや梅澤の十手に対してガドックカラカスでチャンプブロック。
●ドレッジ戦でアーバーを不毛で割って自殺。
●極楽鳥とマザーでグリセルブランドをブロック
こんな具合に、不都合な状況で泥くさく足掻いて、グダらせて、圧倒的負け目から勝ちを手繰り寄せる土俵際の根性がマーベリック使いには必要なんだと思います。
マーベリックをガチンコで回していると、いつの日か、必死に食らいついてデッキの中の一枚差しのソリューションにたどり着く。絶望的な状況でカード同士の新しい組み合わせギミックを発見する。そういった漫画みたいな展開がどこかで訪れます。初手はクソですが回せば回すほど魅力に引き込まれるデッキだと思いますよ。
なんのめぐりあわせかマーベリックを組まれる方が何人かいらっしゃったのです。
自分は別に何かタイトルを持っているわけではないので強いわけではないです。そんな自分からこれからマーベリックを回す方へ伝えられることと言えばせいぜい、このデッキ3年回してこんな雰囲気だよってことくらいですけど、それでも何もないよりはマシなのかもしれませんね。
もっと、おれを真似れば強くなるぜ、フォロミー!とか言える内容があればいいんですが。ないもんはないです。
では本題です。(*´꒳`*)
マーベリックを3年間まわして感じたことをまとめます。
まずは、デッキの魅力。
1.リストの自由度が大きい
マイノリティのため研究が進んでいないとも言えます。75枚固定のリストはほとんどみたことがありません。最も数の多い黒タッチ型でも固定パーツはメイン45枚程度、サイド9枚程度と少ないです。他に純正型、タッチ赤型、タッチ黒青型があります。飽きた時にちょこちょこチューニングして長く遊べる楽しみがあります。
2.数多くのサーチ手段
緑の太陽の頂点による生物サーチ、聖遺の騎士による土地サーチ、石鍛治の装備品サーチにより、ほとんどのパーツをサーチすることができます。何をサーチするのが正解か、選択肢が多く、やり込み要素があります。
また、それらのサーチの選択肢は対戦相手が把握しきれていない場合も多く、いわゆる分からん殺しという情報アドバンテージを得ることができます。
3.マイナーギミック
カード単体でもマイナーなものを採用しており、対戦相手はそれらの能力を把握しきれないことがよくあります。例えば聖遺の騎士と森を護る者、スクリブのレインジャーなどの起動コストを混同したり、サリアやガドックティーグの能力の見落としたりによるプレイミスを誘うことができます。これもひとつの情報アドバンテージです。さらに、カード同士のギミックの組み合わせはあまりにも多く、自分は3年回した今でも新しい動きの発見があります。そしてその発見は負けられない試合の最中に閃くこともあるのです。
4.多角的な攻め手
レガシーには、地力は強いがサイドボードでメタられると一気に弱くなってしまうデッキが数多くあります。墓地対策、アーティファクト対策、色対策、全体除去。一部の全体除去を除くいずれもマーベリックの機能を完全停止するほどは刺さりません。例えば近いデッキにデスタクがありますが、白のタフネス1生物とアーティファクトに頼るところが大きく、対戦相手のサイドボードが深く刺さってしまいます。しかし、マーベリックは白のタフネス1生物は6〜8枚のみ、アーティファクトは2〜3枚のみ、檻の効くカードは緑の太陽の頂点のみ、と散らされているため、デスタクほどサイドボードが致命傷にならずに済む打たれ強さがあります。
5.デッキが強すぎず、弱すぎないこと。
ゲームを長く続けるための大事な要素だと思ってます。勝ち続けませんが、負け続けない程度の強さがあります。
、、、、、
自分の思うマーベリックの魅力はこんなところです。あとは、デッキのほとんどのパーツに絵違いが存在していて、自分なりのこだわりを出しやすいところも好きですね。
3年回して感じるのは当然魅力だけではありません。不満や壁もあります。
自分はマーベリックを使い始めて、週1〜2回で5回戦の大会に出て、ひと月くらいはなかなか勝てませんでした。始めた当時はこういう壁に当たってました。
1.サーチ先が頭に入っていない。
いちばん悔しかったですね。自分のデッキの中身を把握出来てないんですから。慣れしかありません。
2.自分のヘイトベアに引っかかる。
サリアによるマナ計算ミス、ガドックがいるのにゼニスを唱えようとする。これまたなかなか恥ずかしい事態です。これも慣れしかありません。
3.時間切れ。
当初は時間切れが頻発してました。
マーベリックはとにかくシャッフルが多いので相手の許す限りシャッフルの効率的な省略。シャッフルしながら考える。相手の長考中に次の一手を考える。今引きでゼニスを引いたら何をサーチしたいかを事前に頭の片隅で考えておく。フリープレイでのデッキ早回しの特訓。真逆にフリープレイでゆっくり正確な選択を探る特訓。これらの繰り返しによって、重要な局面以外で可能な限りスピーディにプレイすることでだいぶマシになりました。あとは1ラウンド20分15分15分の時間配分の意識ですね。
、、、、、
そんなこんなで慣れてゆき、いま現在に至るわけですが、もうこの不満や壁はマーベリックを使う以上どうしようもないのかなという点もあります。
●とにかく初手が弱い
呼んでもいない一枚差しが初手に大集合しちゃう現象があります。ゴミ代表格としてはアーバー、クレイドル、バター、暗黒の深部、ガドック、ボジューカ、とかです。
とはいえマリガンばかりもしていられないので、メイン戦は噛み合わない1枚差しで相手のぶん回りをしのがなくてはならない状況があります。
●ANT戦でレリカリを森を護るもので強引にパンプしてダメージレース。
●エルドラージや梅澤の十手に対してガドックカラカスでチャンプブロック。
●ドレッジ戦でアーバーを不毛で割って自殺。
●極楽鳥とマザーでグリセルブランドをブロック
こんな具合に、不都合な状況で泥くさく足掻いて、グダらせて、圧倒的負け目から勝ちを手繰り寄せる土俵際の根性がマーベリック使いには必要なんだと思います。
マーベリックをガチンコで回していると、いつの日か、必死に食らいついてデッキの中の一枚差しのソリューションにたどり着く。絶望的な状況でカード同士の新しい組み合わせギミックを発見する。そういった漫画みたいな展開がどこかで訪れます。初手はクソですが回せば回すほど魅力に引き込まれるデッキだと思いますよ。
コメント
初手アーバーのがっかり感はマベ使いの誰もが通る道ですね(笑)
自分も2年ほど前からマーベリックを回しているのですがこの記事を読んでわかるわかると思うことが多くて面白かったです
マーベリックで大会の結果を探してるとなおすけさんの名前がよく出てくるのでこれからもパk…参考にさせて頂きます
勝手ながらリンクさせていただきました!
いつも読んでもらってありがとございます!
虚飾なく魅力を伝えるのは大変ですねw
アーバー、驚くべき吸着力ですよね〜(´⊙ω⊙`)
アーバーに愛されてるとプラス思考に捉えるようにしましょうw
なにそれwww
いっしょに洗濯機で揉まれようwww
はじめまして!読んでいただきありがとうございます♬
同じマベ使いの同志の方に通じるものがあったのなら嬉しいです、一人じゃなかったw
参考にして下さる方がいると調整しがいがあってうれしいです!
どんどん新しいカードは試してゆく所存なのでお楽しみにです(*´꒳`*)
リンクありがとございます!相互しました〜(*´꒳`*)
よろしくおねがいします!
ごめんね!完全に返事したつもりになってました!
ヒューさん昔マベ使ってたの?!意外(OvO)つかおつかお〜♬
新ラヴニカでもおもちゃが手に入るすよ〜(о´∀`о)