お久しぶりです、なおすけです。
思えば半年ぶりの更新ですね。その間色々ありました。
・1月 ラヴニカの献身発売: 弧光のフェニックス、プテラマンダー
・5月 灯争大戦発売: テフェリー、ナーセット、カーン、秘儀術師
・6月 モダンホライゾン発売: 大量のレガシー級カード
・7月 M20発売: 評価未知数
マリガンルール変更
当然新弾発売を受けて環境は変化するわけで。
激変です。もう頭がパンクしちゃいますよ。
環境の変遷を語っても楽しそうですが
主題と外れてしまうので、
7月現在の流行とそれらを総括してレガシー現環境への
マーベリック側の対応を語るに留めたいと思います。
それでは、どん。今回の目次です。
1.独断と偏見による流行のデッキ
2.レガシー現環境の勝手な総括
3.マーベリック的2019年注目カード
4.テスト済みの注目カードの使用感、使い方ガイド
5.既存のカードを使った環境対応アプローチ
6.まとめ
ではさっそく参りましょう。。。
1.独断と偏見による流行のデッキ
2019年で更新されて7月現在も流行っているものを
すごく雑にまとめるとこんな感じでしょう。
ついでに特筆すべきカードも抽出しちゃいます。
・RUGデルバー : ★レンと六番、呪詛呑み
・BGデプス /ホガークデプス: ホガーク、★疫病を仕組むもの
・ANT / Storm: 永劫のこだま、夏の帳
・Death and Tax: 大変動、トミク、ルーンの与え手、梢ランド
・URデルバー: プテラマンダー、★永遠衆の秘儀術師
・UW奇跡: 新テフェリー、ナーセット、vista
・多色系コントロール: んまぁいろいろ
・無色系: ★新カーン
注 ★: マーベリックに致命的になりうるカード
2. 現環境の勝手な総括
レンと六番、秘儀術師、灯争大戦のPWを中心にフェア寄りに回っていて、
そこにホガーク型を含むデプスや夏の帳ANTといったコンボが
飛び込んできた印象です。
マーベリックに近いデスタクの動向を見ると、
大変動により灯争大戦で加わったPWに対応し、
トミクとルーンの与え手によりレンと六番に対応しようとしているようです。
マーベリックもこれに近い対応が求められていることになりますね。
特にマーベリックに致命的なカードを★印つけています。
レンと六番・疫病を仕組むものによりタフ1の生物が株価ストップ安状態です。
さらに、秘儀術師による稲妻の水増しも非常に凶悪です。
これらにより今まで勝率8割確保できているべきデルバー戦が
かなり向かい風になっています。
3. マーベリック的2019年注目カード
ラヴニカの献身から今に至るまでのマーベリック注目カードは
代表的なところで下記が挙げられます。
テスト状況も添えておきます。
・活性の力: 済 ☆
・ルーンの与え手: 済 ☆
・疫病を仕組むもの: 済 ☆
・呪詛呑み: 未
・レンと六番: 未
・梢ランド: 済
・美徳の力: 済
・緑終焉: 済
・3マナビビアン: 済
・爆発域: 済
・エルフの開墾者: 未
・夏の帳: 未
済: テスト済
未: 未確認
☆: 私的高評価
まだ未確認のものも多いですが、テストした中で高評価なものは
☆を付けてます。
4. テスト済みカードの使用感、使い方ガイド
活性の力はメタに大きく左右される強力なカードで、
アド損なく2枚の置物を一度に割って盤面をひっくり返すのが強みです。
カーン入りのポストや赤プリやデスタクなど、
2枚割り出来そうな相手がどれだけ環境に多いかが採用基準だと思います。
1枚割りを狙う相手ばかりなら、残念ながら採用は見送りです。
ルーンの与え手は評価の難しいカードです。
とにかくタフ2が偉く、レンやラスアナといった
メインからタフ1を0:1交換してくるカードに強い点が好印象です。
もちろんサイド後もタフ1除去が増量するので頼もしいです。
その一方で、決定的なデメリットとして自分を守れない点があります。
メリットとデメリットのバランスが絶妙なカードですね。
このデメリット、例えばこう考えてみたらどうでしょう。
与え手を無効化して生物を除去するためには除去が2枚あればOKです。
一方マザーを無効化して生物を除去するためには?
同じく、除去2枚あればOKなんです。
こう考えると、このデメリットが思ったより小さく見えませんか?
(このシチュでは与え手は死んでマザーは生き残るんですが。。)
私としては、除去1枚を使って与え手を除去されることよりも、
カードをロスしないでマザーを処理される方が悲惨な状況だと判断しています。
使い方としては2枚並べて相互に守れるよう類似系のカードは合計4枚投入すること。
死んだ後回収出来るように白黒剣をメインかサイドに投入すること。
マザーと与え手を2:2とかで散らすのもありだと思います。
プロテクション無色で自分の装備品が外れることをお忘れなく。
どうしてもマザーの方が好き!という方へ、単純なミニテクをご紹介。
罰する火相手に使うことが多いんですが、マザー系を1ターンに1枚ずつ
出すのではなく少し溜めて1ターンに2枚まとめて出すのです。
1ターンに対応できる枚数には限りがあるので、マザーの生存率が
ちょっぴり上がります。
与え手でだいぶ長く語っちゃいましたね。
疫病を仕組むものは黒いフェアであればマストインなほど強いカードです。
主なデメリットといえば除去されやすいことくらいで、
マザーや装備品で守れたり、白黒剣で回収後指定し直したり、
相手のアタックにあわせてスクリブレインジャーで起こして接死ブロックしたり。
メリットがたくさんあります。なんで接死つけたんですかね?
盲信的迫害と違う点は種族指定なので、
デスタク戦で種族が散ってるシチュでは効果が薄いこと。
常在型能力なのでメンターのモンクトークンを捌けること。
エルドラージ相手も接死と全体サイズダウンが偉いので入れます。
使い方の基本としては、まずは仮想敵の種族を事前によく調べること。
例えばグリデル相手にウィザード指定すると、デルバー表と秘儀術師の無効化でき、
人間指定するとデルバー表裏両方とヤンパイ本体に効果があります。
ゾンビ指定なら秘儀術師とアンコウですね。
カナスレ相手は蛇指定したいくらい呪詛呑みは厄介な生物です。
どの種族を指定で無効化し、どの種族を接死で食い止めるか。
見た目以上に腕の差が出るカードだと思いますよ。
使われる側でもあるので、デスタク戦ではブリンク再指定に、
BG系ではゴルガリの魔除けの再生モードに気をつけてください。
※高評価したもののみコメントしてますが、
それ以外も要望あれば評価コメントします。
5.既存のカードを使ったアプローチ
レンと六番や秘儀術師への対応ですが、
もちろん新規カードばかりが頼りではありません。
既存のカードでできるアプローチもあります。
・漁る軟泥: レンの墓地回収、秘儀術師への対応が期待できます。
・ボジューカの沼: 聖遺の騎士からアクセスできる墓地対策。
・聖域の僧院長: 1マナスペルの封殺。
・外科的摘出: 最序盤のトロピ抜き、レン設置後の不毛抜きに
役立つでしょう。
秘儀術師へは効果が薄いのでボジューカの方が
よいでしょう。
・花の絨毯: マナ否定戦略を効果的に抜けることができます。
カナスレに対してなら最良のカードです。
窒息を3枚+これ2枚取ると青専用にサイド5枚割く
ことになります。
投入する場合には窒息との枚数調整が必要でしょう。
・形成師の聖域: 花の絨毯よりもマナ否定を抜ける効果は薄いが
非青フェアに入るので窒息と枠を争わないです。
入れるなら2枚で展開の起点として運用すべきです。
・霊気の薬瓶: マナクリをこれと置き換えてマナ加速できます。
デスタクと異なりリシャーダの港を取りづらいので、
マナフラ受けを増やす構築が必要となります。
また、デスタクとの差別化を図る必要があるなど、
構築上の課題を多く残しています。
6. まとめ
マーベリックユーザーにとっては受難と言うべき逆風の状況
ですが、レンと秘儀術師さえ克服できれば強い逆風は
強い追い風に反転できるでしょう。
未テストの新カードを試したらここに追記アップデート
するのでよろしくお願いします!
思えば半年ぶりの更新ですね。その間色々ありました。
・1月 ラヴニカの献身発売: 弧光のフェニックス、プテラマンダー
・5月 灯争大戦発売: テフェリー、ナーセット、カーン、秘儀術師
・6月 モダンホライゾン発売: 大量のレガシー級カード
・7月 M20発売: 評価未知数
マリガンルール変更
当然新弾発売を受けて環境は変化するわけで。
激変です。もう頭がパンクしちゃいますよ。
環境の変遷を語っても楽しそうですが
主題と外れてしまうので、
7月現在の流行とそれらを総括してレガシー現環境への
マーベリック側の対応を語るに留めたいと思います。
それでは、どん。今回の目次です。
1.独断と偏見による流行のデッキ
2.レガシー現環境の勝手な総括
3.マーベリック的2019年注目カード
4.テスト済みの注目カードの使用感、使い方ガイド
5.既存のカードを使った環境対応アプローチ
6.まとめ
ではさっそく参りましょう。。。
1.独断と偏見による流行のデッキ
2019年で更新されて7月現在も流行っているものを
すごく雑にまとめるとこんな感じでしょう。
ついでに特筆すべきカードも抽出しちゃいます。
・RUGデルバー : ★レンと六番、呪詛呑み
・BGデプス /ホガークデプス: ホガーク、★疫病を仕組むもの
・ANT / Storm: 永劫のこだま、夏の帳
・Death and Tax: 大変動、トミク、ルーンの与え手、梢ランド
・URデルバー: プテラマンダー、★永遠衆の秘儀術師
・UW奇跡: 新テフェリー、ナーセット、vista
・多色系コントロール: んまぁいろいろ
・無色系: ★新カーン
注 ★: マーベリックに致命的になりうるカード
2. 現環境の勝手な総括
レンと六番、秘儀術師、灯争大戦のPWを中心にフェア寄りに回っていて、
そこにホガーク型を含むデプスや夏の帳ANTといったコンボが
飛び込んできた印象です。
マーベリックに近いデスタクの動向を見ると、
大変動により灯争大戦で加わったPWに対応し、
トミクとルーンの与え手によりレンと六番に対応しようとしているようです。
マーベリックもこれに近い対応が求められていることになりますね。
特にマーベリックに致命的なカードを★印つけています。
レンと六番・疫病を仕組むものによりタフ1の生物が株価ストップ安状態です。
さらに、秘儀術師による稲妻の水増しも非常に凶悪です。
これらにより今まで勝率8割確保できているべきデルバー戦が
かなり向かい風になっています。
3. マーベリック的2019年注目カード
ラヴニカの献身から今に至るまでのマーベリック注目カードは
代表的なところで下記が挙げられます。
テスト状況も添えておきます。
・活性の力: 済 ☆
・ルーンの与え手: 済 ☆
・疫病を仕組むもの: 済 ☆
・呪詛呑み: 未
・レンと六番: 未
・梢ランド: 済
・美徳の力: 済
・緑終焉: 済
・3マナビビアン: 済
・爆発域: 済
・エルフの開墾者: 未
・夏の帳: 未
済: テスト済
未: 未確認
☆: 私的高評価
まだ未確認のものも多いですが、テストした中で高評価なものは
☆を付けてます。
4. テスト済みカードの使用感、使い方ガイド
活性の力はメタに大きく左右される強力なカードで、
アド損なく2枚の置物を一度に割って盤面をひっくり返すのが強みです。
カーン入りのポストや赤プリやデスタクなど、
2枚割り出来そうな相手がどれだけ環境に多いかが採用基準だと思います。
1枚割りを狙う相手ばかりなら、残念ながら採用は見送りです。
ルーンの与え手は評価の難しいカードです。
とにかくタフ2が偉く、レンやラスアナといった
メインからタフ1を0:1交換してくるカードに強い点が好印象です。
もちろんサイド後もタフ1除去が増量するので頼もしいです。
その一方で、決定的なデメリットとして自分を守れない点があります。
メリットとデメリットのバランスが絶妙なカードですね。
このデメリット、例えばこう考えてみたらどうでしょう。
与え手を無効化して生物を除去するためには除去が2枚あればOKです。
一方マザーを無効化して生物を除去するためには?
同じく、除去2枚あればOKなんです。
こう考えると、このデメリットが思ったより小さく見えませんか?
(このシチュでは与え手は死んでマザーは生き残るんですが。。)
私としては、除去1枚を使って与え手を除去されることよりも、
カードをロスしないでマザーを処理される方が悲惨な状況だと判断しています。
使い方としては2枚並べて相互に守れるよう類似系のカードは合計4枚投入すること。
死んだ後回収出来るように白黒剣をメインかサイドに投入すること。
マザーと与え手を2:2とかで散らすのもありだと思います。
プロテクション無色で自分の装備品が外れることをお忘れなく。
どうしてもマザーの方が好き!という方へ、単純なミニテクをご紹介。
罰する火相手に使うことが多いんですが、マザー系を1ターンに1枚ずつ
出すのではなく少し溜めて1ターンに2枚まとめて出すのです。
1ターンに対応できる枚数には限りがあるので、マザーの生存率が
ちょっぴり上がります。
与え手でだいぶ長く語っちゃいましたね。
疫病を仕組むものは黒いフェアであればマストインなほど強いカードです。
主なデメリットといえば除去されやすいことくらいで、
マザーや装備品で守れたり、白黒剣で回収後指定し直したり、
相手のアタックにあわせてスクリブレインジャーで起こして接死ブロックしたり。
メリットがたくさんあります。なんで接死つけたんですかね?
盲信的迫害と違う点は種族指定なので、
デスタク戦で種族が散ってるシチュでは効果が薄いこと。
常在型能力なのでメンターのモンクトークンを捌けること。
エルドラージ相手も接死と全体サイズダウンが偉いので入れます。
使い方の基本としては、まずは仮想敵の種族を事前によく調べること。
例えばグリデル相手にウィザード指定すると、デルバー表と秘儀術師の無効化でき、
人間指定するとデルバー表裏両方とヤンパイ本体に効果があります。
ゾンビ指定なら秘儀術師とアンコウですね。
カナスレ相手は蛇指定したいくらい呪詛呑みは厄介な生物です。
どの種族を指定で無効化し、どの種族を接死で食い止めるか。
見た目以上に腕の差が出るカードだと思いますよ。
使われる側でもあるので、デスタク戦ではブリンク再指定に、
BG系ではゴルガリの魔除けの再生モードに気をつけてください。
※高評価したもののみコメントしてますが、
それ以外も要望あれば評価コメントします。
5.既存のカードを使ったアプローチ
レンと六番や秘儀術師への対応ですが、
もちろん新規カードばかりが頼りではありません。
既存のカードでできるアプローチもあります。
・漁る軟泥: レンの墓地回収、秘儀術師への対応が期待できます。
・ボジューカの沼: 聖遺の騎士からアクセスできる墓地対策。
・聖域の僧院長: 1マナスペルの封殺。
・外科的摘出: 最序盤のトロピ抜き、レン設置後の不毛抜きに
役立つでしょう。
秘儀術師へは効果が薄いのでボジューカの方が
よいでしょう。
・花の絨毯: マナ否定戦略を効果的に抜けることができます。
カナスレに対してなら最良のカードです。
窒息を3枚+これ2枚取ると青専用にサイド5枚割く
ことになります。
投入する場合には窒息との枚数調整が必要でしょう。
・形成師の聖域: 花の絨毯よりもマナ否定を抜ける効果は薄いが
非青フェアに入るので窒息と枠を争わないです。
入れるなら2枚で展開の起点として運用すべきです。
・霊気の薬瓶: マナクリをこれと置き換えてマナ加速できます。
デスタクと異なりリシャーダの港を取りづらいので、
マナフラ受けを増やす構築が必要となります。
また、デスタクとの差別化を図る必要があるなど、
構築上の課題を多く残しています。
6. まとめ
マーベリックユーザーにとっては受難と言うべき逆風の状況
ですが、レンと秘儀術師さえ克服できれば強い逆風は
強い追い風に反転できるでしょう。
未テストの新カードを試したらここに追記アップデート
するのでよろしくお願いします!
コメント
やったー!うれしす!(*´꒳`*)